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ママの血液がそのままおっぱいの原料に。

ママの美味しいおっぱいをしっかり飲む赤ちゃんの表情

赤ちゃんは、ママのお腹の中にいたときは、胎盤を通してママの血液から酸素や栄養素を受け取っていました。出産後は、おっぱいから栄養を受け取ることになりますが、そのおっぱいもママの血液が原料なんです。

母乳は白いのですが、これは血液を赤くしている赤血球が含まれていないからなんですね。

おっぱいがついた布を放置しておくと、血のにおいがしてくることがあると思います。まさに、おっぱいはママの血液からできていることを実感させられますね。

ママの身体の中で母乳はどのようにつくられるの?

笑いながらママの顔を見つめる生後3ヶ月の赤ちゃん

乳房の中に取り込まれた血液は、乳腺で乳汁につくり変えられます。それが一度乳管洞と呼ばれる場所に蓄えられ、赤ちゃんが乳首を吸うことで乳口から出てくるしくみになっています。

血液がそのまま母乳になるということは、妊娠中に引き続き、食事には気を付けなければいけないことが分かりますね。しかしながら、必要以上に神経質になることもありません。

ママが食べたものは、各栄養素に分解されたあと、腸管から吸収され血液に取り込まれていきます。妊娠中は胎盤が、赤ちゃんに必要な栄養を仕分けてくれていたように、母乳についても、食べた物がそのままおっぱいになる訳ではないので安心してくださいね。

母乳をつくり出すママの身体のしくみ。

栄養状態の良いおっぱいを飲んで育った生後6ヶ月の赤ちゃん

妊娠中のママの身体の中では、さまざまなホルモンが乳房の中の乳腺に働きかけ、乳腺はおっぱいをつくる準備をしています。しかしながら、妊娠中は胎盤からエストロゲンとプロゲステロンというホルモンが分泌されて、おっぱいがまだ出ないように働きかけているんです。

そして、出産を迎え胎盤が出てくると、身体の中で母乳を増やしていくためのホルモンがどんどん活動を始めるようになります。母乳が出るスイッチは、ママが何もしなくても身体の中で勝手に押されるしくみになっているんですね。


母乳を増やしているホルモンは、出産直後にもっとも活動的となり、その後ゆっくりとおさまっていきます。しかしながら、乳頭が刺激を受けるたびに、その活動が再び活発的になるようになっています。

産後なるべく早い段階から、赤ちゃんに吸わせてあげればあげるほど、母乳の出はよくなるんですね。何度も吸わせると、おっぱいが無くなっていくのでは?と心配になりがちですが、そうではないんです。吸わせれば吸わせるだけ、どんどんつくられるしくみなんですね。

母乳は赤ちゃんにさまざまな免疫を渡す役目も。

初乳を飲ませようと赤ちゃんを抱きかかえるママ

無菌状態のお腹の中から、さまざまな細菌が住む外界に生まれてくる赤ちゃん。ウィルスにでも感染したら大変!と心配になりますが、お腹の中にいる間に胎盤を通して、ママがもっている抗体が赤ちゃんにもしっかり届いているんですね。その免疫は、生後半年ほどは有効に働くとされています。

しかしながら、それでは対応できない細菌のために、ママは母乳で赤ちゃんに免疫を届けることができるんです。その免疫をもっとも多く含んでいるのが、出産後すぐにに出る初乳なんですね。

初乳には、さまざまな免疫だけでなく、病原菌と戦う白血球も豊富に含まれています。産まれてすぐの初乳には、赤ちゃんに必要なものがたくさん含まれていますから、あまり出ないと感じてもしっかり飲ませてあげることが大切です。

おっぱいが思うように出てくれません。。


栄養たっぷりのママの母乳を美味しそうに飲む出産直後の赤ちゃん

赤ちゃんが産まれれば、すぐにおっぱいが出るようになると思っているママは多いのですが、はじめからしっかり出る方は意外に少ないんですね。どれが初乳か分からないかもしれませんが、とにかく赤ちゃんに頻繁に吸ってもらうようにしてください。

吸ってもらうことで、おっぱいの出も少しずつ良くなっていきます。そうすると、母乳の質も変わりはじめ、乳糖や脂肪などの栄養たくさん含んだ、赤ちゃんが成長するためのおっぱいになっていくんですね。

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